運動方針

fitnessとは

 私が考えるフィットネスとは『楽しい人生にfitした運動を行うこと」です。


「人生にfitしていない」というのは、①楽しい人生を過ごせる体になれない運動をしている事と、②運動そのものを楽しめて取り組めていない事の2つです。

①に関しては、見た目・体力・健康の3つが満たされている事です。

②に関しては、楽しいと感じるスポーツや運動ができている事です。


楽しい人生にフィットしていない運動・体作りの例

・食事を我慢して、食べれないストレスを感じながらダイエットする

・体力に合っていないキツ過ぎる運動をして挫折して自信を無くしたり、怪我をしてしまう

・見た目は良い体だけれど、直ぐに疲れてしまったり腰肩膝が痛い

・運動は好きじゃないけど体の為に我慢して筋トレしている

・夏に向けて引き締めるけど、冬に太る。


楽しい人生にフィットした運動・体作りの例

・好きなものを食べて食事を楽しみながら綺麗な体も両立できるように食事量を調整している

・体力に合わせて段階的に運動量を増やしながら運動を継続できている

・見た目が良いだけじゃなく、疲れない体力と動かしても痛くない体

・好きなスポーツと心地良く感じる運動をしている

・一年中ずっとスタイルを無理なく維持できている


人生にfitした運動を大切にする理由は、楽しい人生を犠牲にした運動や体作りは①長く続けることができなくて良い状態の体を維持できないのと、②取り組みや運動そのものを苦しんでやっていたら、この先もずっと苦しい取り組みの毎日が続いてしまうからです。

 この人生にfitした運動がある事を知らないから、「我慢して運動を続ける」とか「短期間で結果を出そう!」という思考になってしまいます。


パーソナル・フィットネス・トレーナーという肩書きの意味は、「貴方の想い描く楽しい人生にfitした運動指導をする」事だと私は考えます。

運動習慣作り

 2021年までの私のトレーナーとしての仕事は「体を変える」運動指導でした。2022年の夏からの私の仕事は「運動習慣を作る」指導へと変わります。

”体を変える指導”と”運動習慣作りの指導”の違いは、運動するお客様の幸せの範囲です。


”体を変える指導”は、

「今年の夏だけ」「誕生日までに」という短期間の幸せや、

「見た目さえ良ければ体力や健康を扱う運動は必要ない」「食事は我慢するから短期で痩せたい」という生活の一部分だけの幸せを扱います。


”運動習慣作り”は長期の視点と生活全体の幸せまで扱います。

それは『ずっと良い体で、生活のあらゆる場面を楽しめる体』を目指しているからです。


 この様に指導が変わったのは、私自身の運動の取り組み方が変化したからです。以前は食事を我慢すること、運動といえば見た目を良くする筋トレ、を当たり前と感じる感覚で行っていました。今は食事を楽しむこと、体力や健康の為の運動も始めました。自分自身にどんな体になりたいか、どんな取り組み方をしたいかを問い続けた結果です。

 私も初めは「腹筋を割りたい」という叶えたい事があるだけでした。見た目が変わって、短期間の我慢を乗り越えて、進んでいった結果、長期の視点で全体を考える様になれました。これから運動を始める方も私が辿ってきた様な初期の頃の私と似た感情だと思います。ですので、本職の私で10年かかった長期の視点と全体を考えた運動は感覚的に伝わりづらいかもしれませんが、これから運動を始める方々には遠回りせず初めから実践して欲しいと考えています。

キレイな体

楽しい人生に必要な体の1つ目は「キレイな体」です。

”キレイな体”とは、自分基準のキレイな体です。

そしてこのキレイな体は「食べる幸せ」と両立している状態での”キレイ”とします。


食べる幸せを犠牲にしたキレイな体はいずれ破綻します。

一生食べたいものを我慢して生きることもできるでしょう。でもそれでは楽しい人生にはらないと考えます。

楽しい人生にfitしたキレイな体とは、食べる幸せと両立した自分基準でのキレイな体なのです。


例えば、

「好きなアイスクリームを我慢してキレイな体でいよう」これは食べる幸せを犠牲にしたキレイな体です。

「人からもっと細い方がいいと言われたから自分では満足だけど体重を減らそう」これは他人基準のキレイな体です。


どちらとも運動していて、いつか疲れます。

本心から自分が望んでいない取り組み方は自分の人生を最高に楽しむことはできません。


 では”キレイな体”はどうやったら手に入るのでしょうか。先ずは何よりも他人基準のキレイをやめることです。人からの評価を気にしないことを決めることで始めて自分が決める基準でキレイな体を考えられるようになります。そして次に食べる幸せについても自問します。自分が幸せな食生活を想像して、その食生活だったら現実的なキレイな体はどのようなレベルかを調整します。


キレイな体を目指す手順

1:他人基準のキレイをやめて、自分基準のキレイを決める

2:理想の食生活を描く

3:理想の食生活からキレイな体の理想を調整する

4:トレーニングプログラムを作る

5:運動を実施する


この手順で楽しい人生が叶うキレイな体を手に入れる事ができます。

体力がある体

楽しい人生に必要な体の2つ目は「体力がある体」です。

”体力がある体”とは、やりたい事ができる体力がある事です。

やりたい事ができる体力があると、体を使った自分が楽しいと思える運動がある幸せが手に入ります。


 「日常生活は疲れないけど、遊びに出かけて疲れて全然楽しめなかった」というのは、日常生活で疲れない体力はあるけれど、遊びを楽しめる体力は無いことになります。「スポーツをするのが好きだけれど、やってみたらとても疲れて楽しめなかった」というのも、やりたい事ができる体力が無いことになります。

 ここで、「体力が無いからやりたい事をやらない」というのは、楽しい人生にはならないと考えます。

例えば、

・山登りをしてみたいけど体力が無いから諦める

・やってみたいスポーツがあって体験にいったら凄く疲れたので諦める

・旅先でサイクリングしたら気持ち良さそうだけど自転車漕ぐのが疲れるから諦める

・子どもと一緒にスポーツで遊びたいけど体力が無いから一人で遊ばせて自分は見てるだけ


 では、”体力がある体”はどうやって作っていったら良いのでしょうか。私はスポーツを始めることが体力作りに最も良いと思います。厳密にはスポーツではなくても”自分が楽しめる運動”であれば良いと思っています。なぜスポーツなのかというと、楽しめる運動・楽しいと感じるスポーツがあると体力の維持は非常に楽になるからです。スポーツは遊びです。遊んで楽しいことは自然と続ける事ができます。そして、体力が無くなる一番の理由は運動の中断です。ですから体を使って遊びながら体力を維持できるスポーツが長い人生で体力を維持するのに最も適していると私は考えます。


スポーツを始める手順

1:体を使ったやってみたいスポーツ・遊びを調べる

2:やってみたいものが見つかったら体験できる場所を調べる

3:体験しに行く。団体が複数あったり、やってみたい事がいくつかあったら全部やってみる

4:「このスポーツが楽しい!この団体が合っている!」というのが見つかったらそれだけを継続する

5:伸ばしたい体力要素が出てきたら、その体力要素が伸びるフィットネスプログラムを実践する


 やりたいスポーツ・体を使う遊びが見つかって、それを楽しめるだけの余裕が持てる体力をつけることで「長期間楽しみながら体力を維持する」事が可能になります。ここでの私の役割は、本人が本当に楽しめるスポーツや体を使った遊び・団体に出会えているかをご本人と対話して見極めて、そのスポーツを楽しめる体力を伸ばすためのフィットネスプログラムを作成・指導することです。


 私は趣味でバスケットボールをしていますが、同じスポーツでも社会人サークルの団体によってレベルや内容が大きく違っていました。初めに体験に行った所が自分に合っていれば良いのですが、たまたま好きなスポーツなのに自分に合っていないレベルの団体だったばかりにそのスポーツを諦めてしまうのは注意したい所です。また、今は体力レベルに合わないスポーツや団体だったとしても専門家の立場から見て体力を伸ばせば大丈夫なケースや、スポーツの参加の仕方で継続できるケースも考えられます。一見スポーツ選びは自分だけで判断できそうなものですが、上記のような事も考えられるので見極めるサポートもします。

健康な体

楽しい人生に必要な体の3つ目は「健康的な体」です。

健康的な体とは”動かして痛みが無い体”です。

医学的な「健康な体」は別の定義となりますので、ここでは運動によって能動的に獲得できる体の機能の向上を目指します。

動かしても痛くない体になれると、日常生活が快適に過ごせる幸せが手に入ります。


 動かして痛くなる場所の多くは「肩」「腰」「膝」です。先天的なものや過去の怪我・障害の影響で改善しない痛みもありますが、運動指導していると「肩こりが改善して痛みも緩和した」という報告をいただいたり、「ヘルニアだったけど腰の痛みが減った」という変化が起きたお客様もいます。

 いくらキレイで体力がある体でも、動かしていて痛みがあると日常生活で体を動かすことが億劫になります。体を動かすたびに嫌な気持ちになります。やりたい事も思いっきり楽しめません。だから楽しい人生には健康的な体も必要だと考えます。


例えば

「肩こりが改善して仕事に集中できるようになった」

「腰痛が予防できて不安なく体を動かして遊べるようになった」

「膝の痛みが来ないようにケアをしてスポーツができる」

このように健康だからこそ日常生活で自分がしたい事が快適にできるようになります。


健康な体になる手順

1:痛めている関節の状態が良くなるまで悪化する運動を避ける

2:運動のし過ぎで関節を痛めないように運動量をコントロールする

3:痛みが出ない状態で関節周辺の筋力を強化する

4:全身の柔軟性を高める